楽天トラベルで何度も予約をキャンセルしていると、「無料期限内だけど、心配」「正直、罪悪感もすごい‥」と感じてしまいます。
キャンセルを繰り返しているうちに、ブラックリストに載るのではと不安になる人も少なくありません。
先に結論です。無料キャンセル期間内なら、宿泊施設は回数をほとんど気にしていません。
ただ、楽天トラベルにまったく制限がないわけでもないんです。回数とは別のところに、気をつけたい一線があります。
この記事では、利用規約と宿側の事情を確認しながら、どこからがペナルティの対象になるのかをはっきりさせていきます。
楽天トラベルで何度も予約キャンセルするのは迷惑?

無料キャンセル期間内なら、迷惑にはあたりません。宿の側も、日常的に起きることとして受け止めています。
無料キャンセル期間内なら宿泊施設は気にしていない
宿にとって、キャンセル料が発生しない期間の予約はまだ決まっていないものです。
この時期の予約は入ったり消えたりを繰り返していて、宿もそれを前提に部屋を回しています。
実際、ホテルで働いていた人はこう答えています。
全然いいと思いますよ。キャンセル料がかからなければ、よくやります。
宿が本当に困るのは、直前になって部屋が埋まらないことです。
無料キャンセル期間ならまだ日数に余裕がありますし、次の予約が入る見込みも十分あります。
なので宿側は、この時期のキャンセルをいちいち追いかけていません。
出張の多い人が、日程変更で予約を取り直すのもよくある話です。キャンセル料がかからない段階での変更は、宿にとって想定内です。
度が過ぎると宿泊施設が動くことはある
とはいえ、限度はあります。
宿の運営者向けサイトには、同じ人が23回も予約とキャンセルを繰り返した事例が載っています。
しかもこの宿が楽天トラベルへ最初に報告したあと、その人はさらに4回、予約とキャンセルを重ねました。
ここまで来ると、さすがに宿選びとは呼べません。宿が動くときは、だいたいこんな順番で進みます。
まず予約確認のメールや電話が届きます。
たいていはこの段階で繰り返しが収まるそうで、宿としても大ごとにしたいわけではありません。
それでも続いたときに、楽天トラベルの相談窓口(施設サポートデスク)へ連絡することになります。
2023年には、宿が迷惑行為を報告できるフォームも用意されました。ただ、この流れが動き出すのは10回、20回と重なってからです。
数回のキャンセルでここまで進むことはまずありません。
部屋数の少ない宿ほど影響が大きい
同じ回数でも、宿の規模によって受け止め方は変わります。部屋数の多いビジネスホテルなら、1件キャンセルされたところで痛くありません。
ただ特別室や、そもそも部屋数の少ない旅館は事情が違います。1室押さえられている間、ほかの予約を受けられないからです。
知恵袋でも、こういう部屋タイプは営業に響くことがある、と指摘されています。
実際、支配人が封書で「営業妨害にあたる」と伝えてきた事例も報告されています。とはいえこれは、数の少ない部屋を長いあいだ押さえ続けた場合の話です。
人気の宿や離れのある旅館をいくつも押さえているなら、早めに1軒へ絞ると安心です。
逆に言えば、部屋数の多いホテルを比べている限り、回数を気にする必要はほとんどありません。
宿の規模で判断を変える。それだけ頭に入れておけば十分です。
楽天トラベルで何度も予約キャンセルするとペナルティはある?

キャンセルの回数そのものにペナルティはありません。
楽天トラベルの利用規約に、回数の上限を決めた条文がないからです。
楽天トラベル全体のブラックリストは存在しない
楽天トラベルの利用規約を最初から最後まで読むと、「回数」という言葉が一度も出てきません。
アカウントを止められるケースを並べた禁止事項にも、キャンセル回数の話は出てきません。
知恵袋でも何度も質問されていて、ベストアンサーはこう答えています。
キャンセルを繰り返してもブラックリストに乗ることはないです。
つまり、楽天トラベル全体で予約できなくなる仕組みは、そもそも用意されていません。
そもそも特定の会員をブロックする機能がない
宿の側にも、繰り返す人を締め出す手段はほとんどありません。
旅館・ホテルの運営者向けサイトによると、楽天トラベルには特定の会員をブロックする機能そのものがないそうです。
宿が「この人の予約は受けたくない」と思っても、仕組みとしてできないようになっています。
できるのは、2023年にできた報告フォームから楽天トラベルへ連絡することだけ。宿の判断だけで予約を断ることはできません。
ペナルティが発生するのは連絡しなかったとき
ただ、これだけは本当に損をする、というケースがあります。連絡せずに泊まらなかった場合です。
利用規約には次のように書かれています。
宿泊予約のキャンセルまたは変更によるキャンセル料金などのお支払いは、宿泊施設または代理店の定める料金規定に従い、利用者と当該宿泊施設または代理店との間で行ってください。宿泊予約申し込み後、キャンセルの連絡をせずに宿泊されなかった場合も同様です。
大事なのは2つです。
- キャンセル料を決めるのは楽天トラベルではなく「宿」
何%かかるかは宿ごとに違っていて、予約画面のキャンセルポリシーに書いてあります。 - 支払いは利用者と宿の直接のやり取りになる
楽天トラベルは間に入ってくれません。連絡なしで泊まらなかった場合も同じ扱いなので、宿から直接請求が届きます。
繰り返しキャンセルより、こちらのほうがずっと重い話です。行けなくなったら、必ずキャンセル手続きをする。気をつけるのはここだけです。
短時間に繰り返すとカードの不正利用と判定されることがある
もう1つ、規約とは別のところで起きるトラブルがあります。
オンラインカード決済で短時間のうちに決済と取り消しを繰り返すと、カード会社に不正利用を疑われることがあります。
知恵袋でも、この点を指摘する回答があります。
このとき止まるのは楽天トラベルのアカウントではなくカードのほうです。
旅行の準備中にカードが使えなくなると困るので、まだ迷っている段階では現地決済を選んでおくと安心です。
といっても、同じ日に2〜3回取り直したくらいで引っかかることはまずありません。
楽天トラベルで繰り返しキャンセルする際のよくある質問

回数そのものは問題にならない、とここまで見てきました。
とはいえ実際に予約を取り直していると、細かいところで手が止まります。相談の多い4つに答えます。
同じ日に複数のホテルを押さえてから選んでもいい?
無料キャンセル期間内なら問題ありません。
人気の宿から埋まっていくので、先に押さえてから絞り込む人はたくさんいます。
ただ、押さえたまま無料期間を過ぎるとキャンセル料が発生します。
候補は3件までにして、無料期限の1日前を決める日にしておくと失敗しません。
そもそも複数押さえたくなるのは、迷っているあいだに埋まってしまうのが怖いからです。
連休やイベント日みたいに本当に部屋が少ない時期は、押さえる数を増やすより探すエリアを広げたほうが早く決まります。
そのやり方はライブでホテルが取れない時の対処法にまとめています。
無料キャンセル期間を1日過ぎてしまいました。ブラックリストに載りますか?
載りません。
期間を過ぎて発生するのは、キャンセル料の支払いだけです。
何%かかるかは宿が決めていて、予約画面のキャンセルポリシーに書いてあります。
払えばそれで終わりで、それ以上の処分はありません。
支払先や請求の届き方は、楽天トラベルのキャンセル料はどうやって払う?にまとめています。
何度もキャンセルしていることは宿泊施設に見えていますか?
見えています。
宿の予約管理の画面には予約とキャンセルの記録が残るので、同じ名前で繰り返せば気づかれます。
ただ、宿が気にして見ているのは満室が続く日や高いプランの動きです。
数回程度のキャンセルが目に留まることはありませんので、安心してください。
キャンセル手続きができないときはどうすればいい?
予約したときと同じ場所からキャンセルしてください。
サイトで取った予約はサイトから、電話で取った予約は電話から。楽天トラベルは、この2つを入れ替えてキャンセルすることができません。
サイトの予約一覧に見当たらないときは、電話で取った予約の可能性があります。
それでも見つからなければ、宿へ直接電話するのがいちばん早いです。
そのまま当日を迎えるとキャンセル料が発生するので、期限が近いときは迷わないでください。
安いプランが出たので取り直したいときは?
無料キャンセル期間内なら取り直して問題ありません。
使ったポイントもクーポンも返還されるため、差額はそのまま得になります。
ただし順番を間違えると部屋を失います。損得の判断基準と失敗しない手順は、楽天トラベルで予約後に安くなったときの判断基準で解説しています。
まとめ|連絡さえすれば何度キャンセルしても問題ない

楽天トラベルで何度も予約をキャンセルしても、回数を理由にペナルティを受けることはありません。
利用規約に回数の上限を決めた条文はなく、特定の会員をブロックする機能もないからです。
ブラックリストに載る心配もいりません。楽天トラベルで気をつけるのは3つだけです。
- 無料キャンセル期間内に手続きを終えること。
- 連絡せずに宿泊しないのは避けること。
- 短時間にカード決済を繰り返さないこと。
この3つさえ守っていれば、納得できる宿が見つかるまで、いくらでも比べて大丈夫です。
繰り返しキャンセルが宿の迷惑になることは、まずありません。
もう何度もキャンセルしてしまって不安な人も、無料キャンセル期間内の手続きなら、これまでの分を気にする必要はありません。
宿のほうは、毎日の仕事として淡々と処理しています。罪悪感は置いて、納得できる宿を選んでください。